ゆうゆう素敵に暮らすシニアを応援する、くつろぎ空間クリエイター&間取りストの伊藤寛子です。
今日はこれからお客様の新居についての相談を受けに行ってきます。
そのお客様の新居はコーポラティブハウス。初めてのケースです。
コーポラティブハウスというのは、いっしょに住もうという仲間と土地の購入から設計まで行って建てるという住宅です。
いろいろ大変な何こともあるでしょうけれど、みんなで創っていくことでコミュニケーションが図れ、よい住環境ができるのでしょうね。
さて、お客様は自分の区画を購入し、その中をどのように間取りを決めていくか考え中。
この間取りを決める作業は、だれもがとっても楽しい時間です。どこにどんな部屋を作ろうかと希望をふくらませ、夢を見る時間です。
私もそうでした。わかります、わかります。
でも、間取り研究会でみんなと話していてつくづく思うのは、人の暮らし方ってみんな違うということ。
洗濯1つとっても、お日様に当てて干すことにこだわる人、室内干しでも大丈夫だという人(私)、サンルームを作ったという人。
お料理だって家族と同じ空間で作りたい人、テレビをいっしょに見られるようにしたい人、キッチンを独立させておきたい人、対面にしたい人、横並びがいい人、ベランダをから外へ出るようにしたい人・・・
はたまたリビング・ダイニングは1階がいい人、2階がいい人・・・
勤務時間が規則正しい人、不規則な人、朝出かけて夜帰ってくる人、夜出かけて朝帰ってくる人・・・
お客様が多い人、あまりない人・・・
それに、今の暮らし方だって何年か先には変わる可能性があるかもしれないし。
そういうその人ならではの暮らし方や家事のスタイル、こだわり、つまり大切にしたいことを1つひとつ確認していく作業がとても大切です。
漠然と思っていることをはっきりさせ、優先順位をつけていくこと。
間取りを決める作業は、ある意味夢をあきらめる作業でもあるからなんですね。
全てを盛り込むことはできません。だから、これだけは絶対にゆずれないということの優先順位を付ければいいのです。
そして、新築の場合には土地の環境、回りにどんな景色が見えるのか、お隣との関係、風のながれ、音、日当たり・・・いろいろ考えなくてはいけないことだらけ。
だから、優先順位をつけるのです。
さて、今日初めて会うお客様。ご自宅へ伺います。お手持ちの家具やインテリアからもたくさんヒントを見つけてきたいです。
そして、お客様自身が新居をどうしたいのか、新居で何をしたいのかを見つけていただきます。
こんな仕事をとてもやりたかったので、すごく楽しみ。
ではいってきま~す。
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