やっぱり若い頃から、自然のものがすきだったのね。
この木べらたちとも30年以上つきあっています。
特にお気に入りは、この3本。
左の大きな木杓子は、本来ならば鍋物で使うもの。
で、我が家ではほとんどカレー用になっています。
木でできているから、かき混ぜても野菜が煮くずれしにくいんです。
縁が薄かったところがぶつかって欠けてきても、それを小刀で削って使っています。
ということは、一回り小さくなったってこと。
真ん中のへらは、とにかく炒めるときの使いやすさ抜群。
写真ではわかりにくいけれど、少し湾曲しています。
先の方も斜めになっているから、使いやすく、出番が多いですね。
右の小さい木杓子は煮物の時に使います。
これはかなり昔に何本も買って、プレゼントしてきました。
今はカラフルな調理道具やステンレスのプロっぽいのもたくさん出回っています。
それでも、木の感触や食材への当たりを考えると、
やっぱりこれが一番。
先日、実家でフライ返しを100均で購入。
ところが一ヶ月くらいで、もう柄から先がスポンと抜けてしまったんです。
いくら100円とはいえ、これはひどい!
長年連れ添った愛用の調理道具は自分の手のようなもの。
そんな調理器具を、なんとなくとか安いとかで買うのでなく、
納得のいくものを探してずーっと大事にしていきたいものです。