ゆうゆう素敵に暮らすシニアを応援する、くつろぎ空間クリエイターの伊藤寛子です。
ちょっとお恥ずかしいことなんですが・・・大好きなコートの裏地の縫い目がほつれてきてしまいました。
背中の部分だから、多分お肉のせいで腕の動きに裏地が追いついていかなかったのでしょうね。
一度は縫い直したのですけど、またほつれてきてしまいました。
ほつれたままでしばらく着ていたけれど、気になる気になる。でも処分したくないし、ダメなのは背中の裏地の部分だけ。
なんとかならないかと思いあぐねているときに閃きました。
何かに使いたいなーと買っておいた♡型のレースを縫い付けてしまおうって。
完成です。すごく簡単。ボロ隠しには見えないでしょ(汗)
これを見せたら、江戸文化に詳しい友人のmitukoさんが「それは、うらまさりですね。」って教えてくれましたよ。
「うらまさり」は「裏勝り」。つまり、裏が表より勝っているということ。
これは、江戸時代に贅沢禁止令が出た時の庶民の知恵。羽織の表は地味に、裏はちょっと贅沢におしゃれをして楽しんだということだそうです。
ちょっと貧乏くさいかな~と思っていたのですが、これはれっきとした「裏勝り」という知恵に繋がるものだったとは。
襟のところのレースは始めから付いていたもの。これとも相性がよいですね。
ますます手放せない、お気に入りの一着となりました。
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