中学時代からの友人のjunkoさん。考えてみたら(考えなくても?)もう半世紀も付き合っているのねーってお互いにビックリ。
そのjunkoさんからお仕事の依頼がきました。
ずっとお世話していたご主人のご両親が亡くなって、何年か経ちました。今住んでいるところからあまり遠くない所にその実家があります。
時々行っては風を通したり片づけをしたり・・・。でも、とうとう実家を手放すことになりました。
そこで、私への依頼というのは「主人の実家にあるまだまだ使える家具をどうにか利用できないですか?そして、家の部材も活かせないですか?」というものでした。
junkoさんは漢方の薬局を経営しています。薬局の奥に鍼灸治療院があり、そこでは勉強会やセミナー、ヨガなども行うスペースとキッチンがあります。
そのセミナースペースとキッチンに実家で使っていた家具や部材を利用できないかというのです。
junkoさんの立場は嫁。お姑さんにとても尽くしていました。
だから、まだまだ使える家具を手放してしまうのはかわいそう。何とか使ってあげられないものかという想いがあり、それに応えたいと私は引き受けたのです。
まずは薬局の下見(といっても、何度か訪ねているのですが)。それからご実家へ。そこであれこれ使えるかどうか品定め。
そして、テーブルや椅子など運ぶ家具を決めました。
今でも薬局には家具類がたくさんあって、これ以上持っていったら大変なことになるかも・・・と心配しながらも、家具を活かしてあげたいという想いを実現しようとがんばっています。
さてさて、運び込まれたたくさんの家具類がその後どうなっていくのかを、これから何回かに分けて書いていきますね。
モノの持ちすぎだからとむげに却下するのでなく、また古いから、汚れているからと処分するのでなく、いかに利用できるかを考えるのはとっても楽しいです。
まるでビフォー・アフターの匠がやる「なんということでしょう!」の連続のような作業。
「きっと、ご両親が天国で喜んでいるね。」って言いながら。
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