子どもに整理収納の大切さを教える収育を考える中で、我が子に整理収納をどう教えてきたのかを思い出していました。といっても、もうおっさんと呼んでもいいくらいのお年頃、私もけっこう忘れていますね。
で、まず「お母さん(私)に片づけなさいってうるさく言われた?」
「あんまりないよ。そんなにモノが多くなかったから」
次に、「探し物で困ったりしていた?」
「モノが多くなかったからないと思う。」
それから、「どこにしまうか分からなくて困ったりした?」
「ない。モノが少なかったからね。」
もう一つ、「家の中にあるモノを使うとき、どこに何があるか分からないことあった?」
「あんまり使わないから、そういうことはなかった。」
ふーん、あんまりモノがなかったと思っていたんだ。そういう時代だったのかしら?おもちゃを買ってあげなかったのかしら?そんなことはないはず。
でも、服の量は少なかったかも。上が女の子で下が男の子だったから、上の子のGパンなど擦り切れていないのを下の子に履かせてたわ。
冬のコートは1枚だけ。学校に忘れてきたら次の日はコートなし。だから忘れることもなく1枚でワンシーズンを過ごさせてましたっけ。
夏のTシャツはそのまま冬の下着として着て、セーターのきらいな息子はTシャツとトレーナーだけで過ごしてました。
その頃は服はそんなに安くなく、今のように○○クロもなく、買うときは慎重でした。
第一、二人で一部屋の子ども部屋にはクローゼットもなく、シーズンの服の収納は手作りの棚で間に合わせてました。(シーズンオフは別のところに)今考えると、あの収納量でよくやってこれたものだと感心してしまいますね。
そういう暮らし方でも、娘と息子の感覚は違うので、同じ質問を娘にしたらまた違う答えが返ってくるかもしれません。
でも、モノが少なかったからという言葉が何度も出てきたので、モノを片づけるという前に何を家の中に持ち込むかを考える、また考えさせることも収育では大事かもしれませんね。
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