家の中にたくさんの収納場所を作りたいと思うとき、階段下もよく利用されます。
が、しかし、ですね、これが意外と使いにくいものなんですね。
まっすぐな階段下の場合、高さのある方から使うと奥がどんどん低くなっていきます。階段を横から使う場合は奥行きが階段の幅くらいになって、これまた使いにくい。
折り返し階段の場合、奥が折れているから行き止まりのあたりに収納すると出せなくなる。
天井高のあるところも奥の低くなっているところも十分にそのスペースを生かせないかと悩んだとき、思いついたのが奥の壁をなくすことでした。
まあ、写真を見てください。
下から5段上がったところが踊り場で、そこから右に折れ、逆方向に上がっていく階段です。ルーバーの扉を開けると階段下の収納。
ここには床下点検口が。上の壁紙の貼ってないところは、階段の軋みを直すときに取り外すのだそうです。だから意外と空間が狭かったです。
さて、その下の方、奥の左側が踊り場の下になるのですが、そこが収納だとモノを入れにくく出しにくくなるでしょう。
そこで、階段の隣、玄関収納の側からも出し入れできるように壁を取ってしまいました。
踊り場の下は高さ80㎝くらいあるので、奥行きのある収納ケースを置いて避難用具やアウトドア用品を置いておけます。
長さもあるのでカーペットなども入れられ、出し入れも楽々。上の方はコート掛けです。
使いにくい階段下の収納はないものとして塞いでしまうという方法もあるけれど、両側から使えるようにすれば、これは使える場所になるはず。
階段の位置やその形は二階建ての場合頭を悩ますところ。トイレにしたり収納にしたり。余裕があれば何もない空間にしておくこともあるけれど、庶民にとっては少しでも収納スペースがほしいですよね。
そんな我が家も階段下を有効利用してますよ。
前回の玄関収納もこの階段下収納も、ぐるっと回れるところが使い易さのポイントです。次はもう一つのぐるっと回れるところを紹介しますね。
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