整理も収納も突き詰めると「分ける」ということになるのでは、と考えて、分けることや分ける力を付けるセミナーをするようになりました。
何種類かのモノの分け方を自分で考えて実際に分けたり、決めた分け方で分けたりというワークをします。
例えば「キッチンにあるモノ」をジャンルごとにあげてもらうと、食品、調理器具、食器、雑貨・・・などなど出てきます。
一般的にみなさん同じようなモノだったりするのですが、そこはやっぱり人それぞれ。
食品と同等だからとサプリメントを分類する方もいます。
私は自分の中で8~9に分類してみたけれど、これも大きく4つくらいに分けられそう。
そこで出た食品をさらに分類してみます。
生鮮食品、レトルト食品、冷凍食品、缶詰・・・など大きく分類していきます。
これも日常の食生活と大きく関わってきて、白米、玄米、五穀、麦などを多く食べる家庭では穀類という分類ができます。
作ったりもらったりして野菜が多い家、冷凍食品はあまり使わないという家、これも様々です。
だから、自分の家ではなにが多いかを把握して分類してみてください。
食品だけでなく衣類や書類についても分類します。
そうやって分けていき、どんな種類のモノがどれだけあるかを見ると、自分が持っているモノの量が分かります。
漠然と多いとか少ないとか思ったモノを全部見て把握できれば、分かるようになります。
どれだけ持っているかが分からないと不安になり、不安だからまた所有してしまいモノが増える・・・という悪循環が生まれてきます。
「分ける」は「まとめる」こと。おなじアイテムごとにまとめておけば、何をいくつ持っているかが分かり、つぎにどれだけ家に入れたらよいか分かるようになりますね。
ある家ではあちらこちらからラップやホイルが出てきて、集めてみると30本ほどありました。一箇所にまとめてみて、こんなにあったんだとびっくりしました。
「分ける」 = 「まとめる」、 「分ける」 = 「分かる」
分けることから整理収納は始まりますよ。
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