今日は地域のコミュニティハウスで
「整理収納」から考える安心・安全
というセミナーをさせていただきました。副題は
~家族の命を守る整理収納~
小雪舞う寒い日でしたが、23名の方に来ていただきました。
最初に参加された方に「タイトルのどこに関心を持たれてきましたか?」と聞くと、やはり整理収納
という方が多かったですね。ふむふむ、皆さん困っているのかしら。
今日の内容は3本立て。
①家の中の安全確保 ②非常用品の準備と保管 ③安心・安全は整理収納から
始めに皆さんがしている防災対策を発表していただきました。
中には防災セミナーの講師ができるのでは?というくらい、しっかり対策されている方も。
そして、皆さんが関心を持っている整理収納では、
①整理収納の目的を安心・安全のためにやりましょう。
②現状を見て、危険なところはないか見つけましょう。
③そして、危険なところを安心・安全に変えましょう。
ということを話しました。
アンケートでは、もっと具体的な収納方法を知りたかったという方が何人かいらっしゃいました。
今日は「整理収納」が「安心・安全」に繋がるということを一番伝えたかったので、ちょっと物足り
なかったことでしょう。それはまたの機会にいたしますね。
さて、この3つの後に、さらに一番伝えたいこと、「モノを持つより人を持つ」ことですよって、4
番目のお話をしました。
災害が起きた場合、モノも大切だけど、それ以上に人との繋がりが大切だということ。
「モノは生活するために必要ですが、何よりも人との繋がりの方が大事だと思いました。ストックが
あっても皆で分け与えることができない人はみにくいと思いました。」
これは整理収納アドバイザー仲間で被災された方の生の声です。
さらに
「自分にとって本当に必要なモノって何なのかと考えました。洋服もあればあったでうれしいけれ
ど、なくたって家族が元気で自分の家で過ごせる事がこんなにも幸せな事だとつくづく感じました。
本当に幸せなこと、本当に大切なことに気づかせてくれた震災でした。」
という感想も皆さんに伝えました。
モノに囲まれて暮らしていて、そのモノに押しつぶされては本当に悲しい。
自分にとって大切な人、こと、時、場所、そしてモノは何か?についても考えました。
質問タイムでは、やっぱり「モノが捨てられません。どうしたらいいでしょう。」とのお困りの声。
待ってました~、おまけのプレゼン用意しておきましたよ~
それで、整理収納の極意(ハイキング、グルーピング、ルッキング)をお話しました。詳しいことは
お片付けレッスンで。
あれからもう2年になろうとしています。あの記憶がどんどん薄れていきます。
今日からまた改めて防災(いえ減災と言ったほうがいいかな)を考えていきましょう。
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