卵は球体だから縦には立ちません。では、立たせるにはどうしたらいいか?答えは底をちょっとつぶす。という、コロンブスの卵のお話は皆さんよくご存知ですね。
そんな、コロンブスの卵ならぬウズラの卵のお話を。
納豆をよく食べる我が家です。納豆にはネギを薬味として入れています。そして、ウズラの卵も。
ウズラの卵は卵だから、ニワトリの卵と同じく卵置き場にいつもありました。そして、納豆を食べるときには納豆を定位置から取り出し、ウズラの卵を卵置き場から取り出していました。
ところがウズラの卵は小さいから、卵を入れる穴(円いの)には入れられず、ケースのまま置いていました。そのケースを開けて一つ取り出すということを毎回やっていたのです。
それが面倒と思いながら、ずーっとそうやっていました。
それでやっと気が付いたのです。ウズラの卵をケースから出して別の入れ物に全部移してしまうことを。そして別のケースを納豆とウズラの卵入れにすることを。
そうすれば、両方とも一回で取り出せるということに、やっと気が付いたのでした。
卵だから卵置き場でなくてもいいのです。
コロンブスの卵。
やってみたら「なーんだ、簡単。」なぜ気が付かなかったんでしょう。
視点を変える。当たり前を疑ってみる。
まだまだ私の暮らしの中にはそんなことが潜んでいるかもしれないわ。