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<くつろぎ空間> 変形テーブルのメリット

楕円形が好きです。カーブの緩さが好きです。だから楕円形のテーブルが大好きです。

そうしたら、料理研究家の有元葉子さんが書いているこんな文章を見つけました。


『楕円形テーブルには、こんなにたくさんのメリットがあった』(前略) 
  
 うちではよく大人数のお客様や仕事仲間が集まって」食事をするのですが、以前は七、八人になると、どうしてもみんな一緒に話しにくかったのです。
 それまで使っていたテーブルは長方形で、左右に向かい合って十二人くらいは座れるモノでした。この座り方だと、最初は一つの話題であっても、話が広がっていくうちに、テーブルの真ん中とそれぞれ両端、三つのグループに分かれて話が展開していくというのがパターンでした。
 ところが、くだんの楕円形のテーブルを使い始めてからというもの、どんなに話が盛り上がっても、いつもみんなが一緒、という感じになりました。大きさは長方形のテーブルとほとんど同じ。 むしろ端と端の人では以前より距離があります。でも、円形だとみんなの顔が見えるから、全員の 一体感があるのです。
(中略)
 そして、このテーブルには優秀な点がもう一つありました。
 このサイズでまんまるだと、テーブルの端から中央までの距離がうんと長くなります。すると、真ん中においた料理は、立ち上がってぐ~んと身体を伸ばさないと、手が届かないのです。
 ところが、楕円形なら、ちょっと斜めに手を伸ばせば、真ん中においた料理も、向かい側の料理も、さっと取れるのです。
  (後略)


そういえば、お店で5~6人集まって話しているときでも、何故かグループが分かれて、違う話題になっていることってありませんか?
隣の人とは話せても、そのまた隣の人は見えないし、一人おいては話しにくいものです。

それが楕円だと緩ーくカーブしているから、少しだけど顔が見えるわけです。テーブルを囲んでいる人のおへそが中心を向いているような感じかしら。


さて、その楕円形テーブルを以前お客様に提案したことは、「悠」の中で書きました。
今回、その楕円形をもう少し変形した感じのテーブルを、友人のyukikoさんが買いました。
これです。
<くつろぎ空間> 変形テーブルのメリット_a0197173_17374726.jpg


向こう側はほぼ直線、左側が円に近く、右側はやや細くなっているという変形です。

例えば2人、3人の場合は左側の広い方を囲めば、お互いの顔がよく見えます。
仕事をする場合は横に長いので、資料なども広げることができます。

この写真のように二人で坐ると90度の関係。これは面と向かって話すのより話しやすい位置なんだそうです。それにテレビもお互い見ることができるわけです。

お客様がきたときなどはカーブのどこを使ってもよいので、大勢でで囲むことができ、これまた
お互いの顔を見ることができます。

普段使う椅子が3脚、スタッキングできるスツールが2脚、パソコン用の椅子2つを使えば7人はOKです。
リビングの真ん中に置くので、角がないほうがぶつかりません。ぐるっと回る動線を妨げないというメリットもあります。

先日行った民藝展の隣で開催中のシャルロット・ペリアンデザインの家具の展示ブースにも同じような形のテーブルがあって。お値段なんと150万円(>_<)

でも、この形いいなー。テーブルをまた買うとしたら、私もこの形にしたいなー。
という夢をyukikoさんが叶えてくれました。とっても気に入って、毎日撫で撫でしているそう。

テーブルや椅子は毎日使うモノ。そして、テーブルは手が触れるモノ。材質や形にはこだわりたいですね。

そして、お気に入りのモノを大切に手入れをして、壊れたら修理して長ーく使いたいものです。

このテーブル、くつろぎ空間の主役になったようです。
by yuyu-suteki | 2012-09-07 08:57 | <くつろぎ空間>