近所のスーパーでのことです。
どこかで赤ちゃん(1才くらいかな?)が泣いています。
泣くというより、泣き叫んでいる感じです。
ママは?というとベビーカーを押してお買い物。
私も同じ時間くらいお店の中をウロウロお買い物。
時々その親子とすれ違ったけれど、
ママが赤ちゃんに声を掛けているところは見られなかったわ。
お店の中にいる人たちも、なんだなんだ?というくらいの泣き方です。
レジのところでようやくママの顔をしっかり見ることができました。
良く言えば端正な顔立ち、悪く言えばちょっと冷たい。
帰りにお店の外で、スーパーの店員さんが話していました。
「どこか子どもの具合でも悪いんじゃあないの?」
「なんとかしてあげればいいのに。」って。
見たことは事実だけど、母子の関係や状況は全て想像です。
私の中のお節介虫がウズウズ、「どしたの~?」って声掛けてしまおうかなとも思いました。
でも「余計なこと言わないでください。」ってピシャッと言われそうで止めました。
実は先日、友人からこんな話を聞いたからです。
友人の店先にジューンベリーが色づいているので、
通りがかりの小学生に「どうぞ。」ってあげたら
いっしょにいた若いパパが
「そういうことしたことがない。」からと食べなかったというのです。
昔はその辺にある木イチゴとかグミとかクワの実(私は食べなかったけど)とか、
子どもたちはよくいただいてましたっけ。
それなのに、よかれと思ってしてあげても断られてしまう、
そんな世の中になってしまったのねと、話したのでした。
そんなこともあって声を掛けなかったけれど、
店員さんたちもあまりに泣き叫んでいる赤ちゃんを見て、気を揉んでいたようです。
電車の中でお子さんがぐずって泣いたとき、
親は回りを気にして穴があったら入りたい心境になります。
そんなとき、ちょっと楽しい話をしたり、クイズを出したり、手遊びをしたり
気を紛らせてあげるといいですね。
それでも泣き止まない時には、どこか具合が悪いとか暑がっているとか、
何か別の理由があるかもしれません。
これは全くの想像です。
若いママは子育てに悩んでいる、パパとけんかした、具合が悪かった・・・
理由はともかくとして、一番可哀想なのは赤ちゃんです。
だってあんなに泣き叫んでいたんですから。
そして、たくさんの買い物客が心配したのですから。
どうしたかしらね、あの泣き叫んでいた赤ちゃん・・・