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   ゆうゆう素敵に暮らしましょ

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子ども部屋に合わせて机を手作り

最近、「子ども部屋を二つに分ける方法」にアクセスが多いので、今日はその時に作った机のことを
お話します。

その子ども部屋のビフォーは、広さは6畳で二段ベッドを端に置き、普通の勉強机を一つは壁に、一つは反対の廊下側の襖の前に置いてありました。タンスが一つありましたが使いにくそう。押入れは観音開きでした。

そんな子ども部屋をもうすぐ中学生になるお兄さんと高学年になる妹さんのことを考えて、真ん中に二段ベッドを置いて二つに仕切るという作戦を立てました。

そのこととネックだった照明を二つに分ける方法についてはこちらをごらんください。  

けれど6畳を二つにするということは、単純に3畳になるわけで、ベッドの分、タンスの分(押入れがない方はクローゼットも作りました)などを取ると残りはわずか。
そこに普通の勉強机は置けないのです。

出入り口のこと、壁のへこみなどもあり、ベランダへの動線を考えると部屋の隅を利用した三角形にしないと納まりません。

ご両親に説明して了解を得てから設計に取りかかりました。
あーでもない、こーでもないと悩む設計は、私にとっては楽しい悩み。

壁のへこみを生かすこと、広さが取れないので立体的にする、漫画本も収納できるようにする、などの条件と
材料選びで大変でした。さらに、板材を斜めにカットしてもらうこと、配送など、ここまでやっと。


さてさて、ここからが現場仕事。
壁のへこみは遊びの部分を取っていたけれど、実際はピッタリ過ぎて嵌めるのに苦労。
それでも強度を考えながら補強を入れてなんとか完成。

これで~す。
まずはお兄さんの方。
子ども部屋に合わせて机を手作り_a0197173_10335976.jpg

壁のへこみを利用して、下は本棚。上にも一段棚。そこには文房具や小物を置いて下を広く使います。三角の頂点まで(奥行)が60cm。厚さは18ミリ。下は本棚です。

こちらは妹さんの方。
子ども部屋に合わせて机を手作り_a0197173_1039583.jpg

壁のへこみがないので、隣にカラボを置いて支えにしています。下の本棚は漫画本にピッタリ。天板の下にはプラカ後で作った引き出しを。

椅子は狭いところでも回転できるように新しく買いました。照明もスタンド式からクリップ式に変更。


狭いけれど自分だけの空間がこれで完成。
部屋の作りから市販の勉強机が置けないとしても、アイデア次第でこんな机もできるんです。
これから勉強机を買おうとお考えの方も多いと思いますが、参考になったでしょうか。

最近の勉強机はユニット式で、組み替えたり買い足したりできるようになってきました。
それでも部屋が狭くてうまく納まらない、なんていう方はどうぞご相談ください。


励みになります。ありがとうございます。

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by yuyu-suteki | 2014-01-10 09:52 | ゆうゆう素敵工房