昨日は蔦屋書店のことを長々と書いてしまって、読んでくれた方に「ありがとうございます」と言う(書く)のも
忘れるくらい、興奮しながら書いてました。
さて、今日は少し前に整理収納したAさんのお宅のことです。
では、写真をごらんください。
一間の押し入れの下段の両端です。
真ん中にお子さんたちの衣類を収納するプラスチックのケースを3列並べているのですが、
クローゼットの扉の関係で両端に20㎝ほどのデッドスペースができてしまい、
ここは出し入れしにくいと思いながらモノを入れてしまっています。
通常、クローゼットの幅があっても、扉を開くと扉の厚み分だけ幅が狭くなり、
収納ケースはクローゼットの壁から扉の厚み分内側にしないと、引き出しが引けなくなります。
クローゼットは便利なようですが、デッドスペースについて考えておく必要があります。
さて、Aさんのデッドスペースありすぎ~、なんで~、と折れ戸の内側をみると何かストッパーのような物が
あって、これ以上扉は折れないようになっています。
それじゃあ、このストッパーを外せばもっと二枚の扉がくっついて、デッドスペースへの入口を広げられる
と考えてガタガタやっていると・・・
なんということでしょう!!!
その折れ戸は左右どちらにも動くタイプ、つまり扉の枠から外してデッドスペースの前から
充分出し入れできるようになるというものでした。
ここのお家に引っ越してきて3年ほど、気が付かなくて不便なまま使っていたのでした。
今ではこの20㎝ほどのところに、家にあったここにちょうどピッタリの収納ケースを入れて使っています。
クローゼットの扉が左右どちらにもスライドするという便利なものでも、それを知らなければ不便そのもの。
また、左右自由にスライドするタイプでない場合、そこにできるデッドスペース解消のため、固定部分を
外せるようにできないものかしら?
押し入れより人気のクローゼット、使いこなすのにはちょっと工夫が要るようです。