私の考えた整理収納の極意は3つ。
今回は
グルーピング に続いて
ルッキング についてですよ。
英語で「見る」はseeとwatchとlook。
ただモノを見るというのでなく、しっかり見る、注意して見る、という意味で
ルッキング です。
極意としての意味は二つあります。
その1 自分が持っているモノをよく見ましょう。
それは大事なモノですか?使っているモノですか?同じようなモノはありませんか?
二度と手に入らないモノですか?何かの役にたつモノですか?
しまいこんだまま忘れているモノはありませんか?
そう、整理するときには、引き出しや箱、押し入れ、クローゼットなどの中に入っているモノの全てを
一度目にすることが大事なんですね。
自分がどれだけのモノを所有すているか、その量、その数、その意味・・・を確かめるのです。
自分をさらけ出すような辛い場面ですが、ありのままを見るということが
ルッキング 。
その2 モノを収納するときにはどこかに入れますが、蓋をしたり扉を閉めて見えなくなった瞬間、中に
何が入っているか忘れていくもの。
そこで、開けたときに中のモノが全て見渡せるように収納することが
ルッキング です。
開けなくても見えるようにするためにラベルを貼ったり、中身が見えるようなケースにすることも
ルッキングです。
何があるか、どこにあるかがすぐにわかれば、探す手間も減り、二重買いも防げます。
私がこのlookという言葉を意識している理由があるんです。
それは、インテリアを学んだ専門学校の校長の町田ひろ子先生が話されたこと
「look、look。回りのものをよく見て。何となく見てはダメよ。しっかり見て。look、look。」と。
それからは、インテリアに関しては形や色、デザイン・・・意識して見るようにしています。
ただ何となく持っているというのでなく、なぜ持っているのか、どこが気に入っているのかなど、一つひとつの
モノに対して意識すると、自分のモノの持ち方が変わってきます。
というわけで、整理収納の極意は
ルッキング 。